自分分析学

言葉にしてみたい衝動の行き先

2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

代表的日本人を読んで~中江藤樹編~

先生の模範となる人物がこの中江藤樹である。中江藤樹もまた、二宮尊徳と同じように「大学」を以って、全生涯を決める大志を立てた人物である。特に大学のこの言葉「天子から庶民にいたるまで、人の第一目的とすべきは生活を正すことにある」を知って、それ…

代表的日本人を読んで~二宮尊徳編~

「徳を尊ぶ人」で二宮尊徳と呼ばれる二宮金次郎。彼は農民聖者として知られている。よく小学校に建てられている、まきを担いで本を読んでいる少年の石像は誰もが一度は目にしたことがあるはずだ。彼の思想は、その彼の読んでいる古典「大学」に由来するのだ…

代表的日本人を呼んで〜上杉鷹山編〜

「あらゆる人々のなかで、鷹山ほど、欠点も弱点も数え上げることの難しい人物はありません」と内村鑑三は紹介する人物、上杉鷹山。仁政によって藩の復興を成し遂げた大名である。鷹山の根本に流れる思想はどのようなものだったのか。彼は藩主になる日、次の…

代表的日本人を読んで 〜西郷隆盛編〜

代表的日本人が紹介している5人の日本人について記述する。 まずは西郷隆盛。西郷隆盛は陽明学を重んじていた人である。陽明学は朱子学と並べて説明されることが多い。さて、「朱子学」並びに「陽明学」とは何か。色んなサイトから掻い摘んで整理してみた。 …

(物質的な意味での)文明との付き合い方②〜文明社会の中での健全に生きる為の考え方〜

前回のブログではディベート形式で、物質的に豊かになるという意味合いでの「文明」の功罪について考えた。 これは弁証法を試みたかったからである。弁証法とは、 https://www.amazon.co.jp/3分でわかる-ロジカル・シンキングの基本-大石-哲之/dp/4534044089…

(物質的な意味での)文明との付き合い方①〜文明の功罪について一人ディベートを展開する〜

標題について 1.文明の功罪 2.文明社会の中での健全な生き方 を考える 1.文明の功罪 文明の功罪についてディベート形式で考えてみる 【命題:日本人は幸せになるために文明を発展させるべきだ】 肯定側:立論 まず言葉の定義をします。 「文明」を物質的に豊…