自分分析学

言葉にしてみたい衝動の行き先

2016-01-01から1年間の記事一覧

慣習法と政治学の基本用語と三権分立の実態

昨日、友人に教えて貰った内容が非常に面白かったので、ブログにてそれを整理をする 国際法 日本は間違った国際法の考え方をしている。それは、「慣習法」という考え方がほぼないことだ。国際法には、慣習法と条約がある。慣習法とは、歴史が担保している「…

本とブログについてディベート形式で比較してみて、その活用方法を探る。

最近は、どうも情報収集源がブログに偏りがちだ。自分の欲しい情報が容易に手に入るため、易きに流れてしまい、本に手が伸びにくい。おそらく本に手が伸びないのは、ブログと比べた時の本の重要性をきちんと言語化できてないからだ。そこで、今回は、本とブ…

代表的日本人を読んで 〜日蓮上人編〜

日本を代表とする僧侶、日蓮上人。法華経を弘めた人物である。法華経の概要を紹介するために、 あなたも菩薩になろう!―イキイキ生きる6つの方法|法華経の教え|仏教の教え|日蓮宗ポータルサイト のサイトを一部抜粋する。これは六波羅蜜と言って、仏にな…

代表的日本人を読んで~中江藤樹編~

先生の模範となる人物がこの中江藤樹である。中江藤樹もまた、二宮尊徳と同じように「大学」を以って、全生涯を決める大志を立てた人物である。特に大学のこの言葉「天子から庶民にいたるまで、人の第一目的とすべきは生活を正すことにある」を知って、それ…

代表的日本人を読んで~二宮尊徳編~

「徳を尊ぶ人」で二宮尊徳と呼ばれる二宮金次郎。彼は農民聖者として知られている。よく小学校に建てられている、まきを担いで本を読んでいる少年の石像は誰もが一度は目にしたことがあるはずだ。彼の思想は、その彼の読んでいる古典「大学」に由来するのだ…

代表的日本人を呼んで〜上杉鷹山編〜

「あらゆる人々のなかで、鷹山ほど、欠点も弱点も数え上げることの難しい人物はありません」と内村鑑三は紹介する人物、上杉鷹山。仁政によって藩の復興を成し遂げた大名である。鷹山の根本に流れる思想はどのようなものだったのか。彼は藩主になる日、次の…

代表的日本人を読んで 〜西郷隆盛編〜

代表的日本人が紹介している5人の日本人について記述する。 まずは西郷隆盛。西郷隆盛は陽明学を重んじていた人である。陽明学は朱子学と並べて説明されることが多い。さて、「朱子学」並びに「陽明学」とは何か。色んなサイトから掻い摘んで整理してみた。 …

(物質的な意味での)文明との付き合い方②〜文明社会の中での健全に生きる為の考え方〜

前回のブログではディベート形式で、物質的に豊かになるという意味合いでの「文明」の功罪について考えた。 これは弁証法を試みたかったからである。弁証法とは、 https://www.amazon.co.jp/3分でわかる-ロジカル・シンキングの基本-大石-哲之/dp/4534044089…

(物質的な意味での)文明との付き合い方①〜文明の功罪について一人ディベートを展開する〜

標題について 1.文明の功罪 2.文明社会の中での健全な生き方 を考える 1.文明の功罪 文明の功罪についてディベート形式で考えてみる 【命題:日本人は幸せになるために文明を発展させるべきだ】 肯定側:立論 まず言葉の定義をします。 「文明」を物質的に豊…

「投票直前公約勉強会 間にあわせんと・マニフェスト」についての所感・情報共有 「投票質も上げんでいいんかい」の活動の自己分析② 

次は、標題のイベントについて。当イベントでは、『「なんとなく」じゃなくて「納得」投票』を合言葉にイベント内容を考えた。 「納得」して投票するには2つプロセスがある。1つは投票するという行為の「意義」について納得すること、もう一つがどの政党・候…

「改憲草案と現行憲法比較会での所感」「投票質も上げんでいいんかい」の活動の自己分析①

7/10 参議院選挙に伴い、久しぶりにイベントを行った。イベント名は「投票直前公約勉強会 間にあわせんと・マニフェスト」。これは、3週間前に友人を集めて立ち上げた「投票質も上げんでいいんかい」の目玉企画だ。この団体は、18歳選挙権引き下げに伴って起…

「この国のけじめ」読んで

本著の中で特に気になった内容をざっくりまとめる。 http://www.amazon.co.jp/この国のけじめ-藤原-正彦/dp/416367800X ①市場原理主義への批判 市場原理と自由競争により、我が国は激しい競争社会に突入した。その結果、勝ったものが情け容赦なく全てを取る…

さかしらの知恵

老子 下篇 三十八章 「上徳は徳とせず、ここを以って徳あり」 を引用する。 《書き下し文》 上徳(じょうとく)は徳とせず、ここを以(も)って徳あり。下徳(かとく)は徳を失わざらんとす、ここを以って徳なし。上徳は無為にして、而(しか)して以って為にする無…

平衡損失の歴史

西部邁さんの知性の構造から引用した。語彙の説明については便宜上省いている箇所がある。 実際、ここ数世紀の思想の流れを振り返ってみると、それは想像主義と事実主義の間のあいだの往復であったと言って過言ではない。啓蒙主義【1】から歴史主義【2】へ、…

うんちに学ぶ処世術

小学生が最も頻繁に口にする言葉は「うんち」だろう。 それだけ小学生は「うんち」について興味関心を持っているのである。 僕の好きな名言の一つにクレヨンしんちゃんの父、野原ひろしが「うんち」に関してこんなことを言っている。 「努力をすることという…

僕は君に恋している者ではないが、しかし、そうであるからこそ、君はぼくの願いを受け入れ、ぼくに身をまかせるべきだ。

野矢 茂樹さんの論理トレーニングに面白い話があったので紹介する。 僕は君に恋している者ではないが、しかし、そうであるからこそ、君はぼくの願いを受け入れ、ぼくに身をまかせるべきだ。というも、君は、君に恋している者に身をまかせるべきなのではなく…

ビジネス is サッカー

ビジネスはサッカーに例えられる サッカーは、①決められたルールに基づいて、②決められたフィールドで、③決められた時間で、④決められたメンバーで、⑤決められたボールを使って、⑥点数を競い合う。 ビジネスも同様 ①法律という決められたルールを守って、②ビ…

並列つなぎ型人間とと直列つなぎ型人間

並列つなぎっぽい考え方と直列つなぎっぽい考え方があると思った最近。 並列つなぎは、光の輝きは鈍いけど、寿命は長い。 直列つなぎは、寿命は短いけど、鋭い光を放つ。 具体的に色んな事柄をこの二つの考え方で分けてみる。 お金の使い方 並列つなぎ もし…

「怪しい」と感じるメディアの発言

サイエンスゼロの「謎の放射性粒子を追え」という番組がYoutubeに上がっていました。それを見ていると「怪しさ」と感じました。 www.youtube.com 原発関連は、改竄だの隠蔽だの「裏」の匂いがプンプンするものです。上の番組のあるワンシーンから匂ってきま…

学ぶことと考えること

人はいつも情報を入手しようとしています。 テレビや携帯や新聞やラジオ 手段は様々です。様々な手段の中で最も質の良い情報が得られる手段は本ではないかと思います。今回は、その本による情報の入手の仕方を切り口にキーボードを叩きます。 本を読むことは…

マズローの欲求からみる地球温暖化の「防止」の可能性

(これ全然参考にならないので見ないでください) 地球温暖化の「防止」はどれくらい可能なのか、人間の欲求の視点から考えてみます。 まず地球温暖化の現状について。IPCCコミュニケーターが使用できる共用のプレゼンの一部を抜粋します。 産業革命前から約二…

「主体性」について 私見

前回のブログでは「主体性」について主体的に書けませんでした(笑) 本の受け売りばかりで、ちょっと気にくわないです。だから、恥ずかしくてFacebookから消そうか迷っていた自分が初めて主体性の重要性を実感を伴って意識した時の文章の一部を晒しときます。…

本に載っていた「主体性」に関連した偉人の言葉をなんとか繋げてみた

今日も安岡の「運命を創る」から。今回は、自分が本の内容を理解できなかったので、内容を整理をする目的でブログの更新を行っています。 まず、自己の完成について近代スイスの最も尊敬すべき学者であり、実際家(理論や形式などよりも、物事を現実的に処理…

海老に学ぶ活き活きとした生き方

安岡さんの「運命を創る」という本に面白い話があったので紹介します。 海老というのは、普段は「体が曲がっているから、男女の腰の曲がるまで、すなわり老年に至るまで長生きをしてともに添い遂げるという意味でめでたい象徴」として使われています。 しか…

数字で見る世界と日本

数字はあくまで物事の一側面しか捉えることしかできません。 しかし、その側面を共有可能な、普遍的な価値基準を持って評価するには適切なツールだと思います。今回は、世界の中で日本はどういう位置づけにあるのかということを把握するためと、英語を勉強す…

「ヒトらしい」ではなく「人間らしい」をパスカルの視点から考える

よく「人間らしい」という言葉を聞きます。それは、動物としての「ヒト」らしくないということでしょう。今回はこの「人間らしい」について考えてみます。 まず、先哲が様々な名言を見てみます。 「人間は社会的動物である」(アリストテレス) 「人間は半ば社…

熊本地震を受けて感じたことの言語化を試みる

*この記事は、このブログの主旨にも合わず、文量の割には中身が無いので、暇を持て余す方法が見つからなくなった時か、僕をいじるネタを探す時にだけご覧ください。 先日、熊本地震が起きた。阪神淡路大震災とほぼ同程度の震度であり被害は小さくはない。SN…

歴史に学ぶ「美徳」の大切さ

googleで「美徳」と検索すると 「ほめるべき、うるわしい徳。人として望ましいりっぱな心のあり方や行い。」 と出てきます。 今回は、この「美徳」についての話。 昔は、寺子屋で美徳は磨かれていたそう。例えば、寺子屋における手習い。これは単に文字を上…

昭和最大の黒幕

一度は、「黒幕」という存在を考えたことはありませんか? 実は、日本にそういう人物がいたと言われているそうです。 その人物の名前は「安岡 正篤」。 「昭和最大の黒幕」や「歴代総理の指南役」、「陰のご意見番」と様々な異名を持っておられます。 この人…